マウスガード着用規定

競技中にスポーツマウスガードを着用するために、各競技によって様々な規定が存在します。

ここでは各競技が規定するマウスガードの着用に関して『義務、推奨』と『許可』に分けて、代表的なものを掲載しています。
ここに記載された内容は、2023年3月時点の内容となっておりますので、最新の規則や取り決めについては、各競技団体へお問い合わせください。

着用を義務・推奨とする競技

競技種目 対象 備考
ボクシング
(日本ボクシング連盟)
義務 必ず歯にしっかりと合ったマウスピースを使用しなくてはならない。
赤色および赤系統の色が含まれるものは禁止する。
キックボクシング
(複数組織あり)
義務
(国内・国際)
空手(組手)
(団体、流派により異なる)
義務
(一部団体・国際)
全日本空手道連盟・国際空手道連盟。
全日本空手道連盟は透明以外禁止。
テコンドー
(ワールドテコンドー)
義務
(国内・国際)
透明・白のみ。例外なく着用義務。
矯正装置等のない選手は上顎歯列を覆う。
安全面から歯科医院で作成されるマウスガードを推奨。
総合格闘技 義務
(国内・国際)
ラグビーフットボール
(日本ラグビーフットボール協会)
義務
(国内)
小学校5・6年生は推奨。
13〜18歳は義務。
WR競技規則4条許可。
アメリカンフットボール
(日本アメリカンフットボール協会)
義務
(国内・国際)
見た目にわかりやすい色とする。白、透明は禁止。
ラクロス
(日本ラクロス協会2022)
義務
(国内・国際)
女子:見た目にわかりやすい色とする。白、透明は禁止。
グラフィックの歯が描かれていてはならない。

男子:見た目にわかりやすい色とする。白、透明以外の色を推奨。

使用するマウスガードは歯科医院で製作するもの、もしくは歯科医師または歯科技工士により、選手の受傷回避のために作られた口腔内保護用品のいずれかでなければならない。

フィールドホッケー
(日本ホッケー協会)
義務
(スポーツ少年団、
マスターズ大会は『強く推奨』)
2022年度より完全実施。
(ゴールキーパーは『推奨』)
インラインホッケー
(World Skate)
(国際アイスホッケー連盟)
義務
(World Skate:バイザー装着者)
(国際アイスホッケー連盟:18歳以下)
統一ルールなし。
アイスホッケー
(公式国際競技規則
/ 2018-2022年度)
成人女子:推奨
U-20男子:義務(条件付き)
女子:歯科医院で作成されるマウスガードの着用推奨 。
U-20の年齢カテゴリーのプレーヤーは全員、顔面全体の保護具(フルフェイスバイザーまたはケージ)を着用していない場合には、マウスガード(望ましくは歯科医院で作成されるマウスガード)を着用しなくてはならない。
モーターバイク
(ロードレース競技規則 / 2021
・国際モーターサイクリズム連盟)
推奨(ロードレース、
モトクロス、
トライアル、
エンデューロ、
スーパーモト、
モタード)
出血が見やすい色。

 

着用を許可とする競技

競技種目 対象 備考
バスケットボール
(日本バスケットボール協会:
競技規則 / 2021)
許可
(国内・国際)
透明
高校野球
(日本高等学校野球連盟
/ 2010年3月~)
許可 透明・白のみ
柔道
(全日本柔道連盟)
許可
(畳に上がる前に審判員に申告、2017年3月)
透明・白のみ
ハンドボール
(IHF :
International Handball Federation

国際ハンドボール連盟 競技規則
/ 2022)

許可
(国内・国際)
透明で単一色のものに限る

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